ECS(エンドカンナビノイドシステム)とは

※この記事には不確かな内容が含まれている可能性があります

CBDの事を調べているとちょこちょこ見かけるECSという言葉。CBDを摂取するとECSに関係するから良いらしいけど、結局なんなん?専門的な言葉が多いし難しいしもやっとしていてなんだかよく分からないし。というのは私だけではないと思いますので、ECSについて語りたいと思います。

但しこの記事の執筆者の理解度もいまいちなので、自己責任で読んでください。執筆者も勉強、及び備忘録として執筆しておりますので、間違った内容を記載している可能性があります。

※間違いがあったらこっそり教えてください。こっそり加筆・修正をさせていただきます。

話を戻しまして、CBDの効果・働きなどでよく見かける「CBDを摂取するとECSと連動するから良いらしい」的な説明。そーなのかー、と思考放棄をすれば理解した気分になれますが、結局よくわからないというのが正直なところです。そんなECSを理解するために、まずは2つのキーワードを知っておく必要があります。それは「ホメオスタシス(恒常性)」と「カンナビノイド受容体」です。

ホメオスタシス(恒常性)

ホメオスタシスはギリシャ由来の医療用語で「Homeo…同じ:Stasis…状態」を意味する言葉です。日本では「恒常性」と訳されています。恒常性は人間だけでなく生物全般に備わっていると考えられ、その生物の内部環境を一定に保ち続ける、体を最適な状態に保ち続けようとする体内システムのことを指します。例えば暑い夏の日差しで体温が上昇したら、人体は汗をかいて体温を下げようとします。これも恒常性の一例です。

ホメオスタシス(恒常性)とは
・体を最適な状態で保ち続けようとする体内システム

カンナビノイド受容体

CBDが植物性カンナビノイドの成分だということは既にご存じだと思いますが、実は人間も内因性カンナビノイドと呼ばれるカンナビノイド成分を体内で生成しております。カンナビノイドは体内に不調が起こった時に神経伝達物質として体内を流れていく役割があるのですが、その流れ着く場所、カンナビノイドを受け取る器官がカンナビノイド受容体です。カンナビノイド受容体は脳・肺・血管・腸など全身の様々な場所に分布(下図)しており、中枢神経系(CB1)と末梢神経系(CB2)の2種類に分類されます。カンナビノイド受容体はカンナビノイドから体内不調の報せを受け取ると、周辺の細胞に不調を整えるよう働きかけます。この時カンナビノイドが不足していると、体内不調の伝達が上手く機能しなくなります。この状態をカンナビノイド欠乏症と呼びます。

カンナビノイド受容体とは
・カンナビノイド受容体は神経伝達物質として流れてくるカンナビノイドを受け取る役割がある
・CB1、CB2の2種類に分類され全身に分布している
・体内の不調を周辺の細胞に伝える
・カンナビノイドが不足していると上手く機能しない

ECS(エンドカンナビノイドシステム)

ということで本題のECSです。

人間は体に不調が起きると、人体に備わっているホメオスタシス(恒常性)によりバランスを整えようとします。この時、体内の不調を伝達して整えるように働きかけるのがカンナビノイドやカンナビノイド受容体たちであり、これら一連の働き(恒常性~カンナビノイド受容体)を総称してECSと呼びます。そして加齢・ストレス・体外環境の影響で体内のカンナビノイドが不足しているとECSが上手く機能しないので、CBDを摂取して体内を整えましょう。…という理解の元でまとめてみました。

はたらく細胞CBD編を切に望いつつ、一旦締めくくりたいと思います。

結局ECSとは
・人間には不調の時に自己修復的なことをするホメオスタシス(恒常性)機能が搭載されている
・この機能をフルに活用するにはカンナビノイドが必要
・これらを総称してECS(エンドカンナビノイドシステム)と呼ぶ
・そうだ CBDを摂取しよう

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